自分に合った保険に加入するために必要なことは、

まず、「何のために保険に入るのか(保険に加入する目的)」と

「どのくらいの保障が必要なのか・何歳まで保障を続けるのか(目標)」

を明確にすることです。
当たり前のことのように思われるでしょうが、この「目的(加入目的)」と

「目標(必要保障額と必要保障期間)」が不明確のまま保険に加入している人が圧倒的に多いのです。

1)「目的」:例えば、保険に入る人(被保険者)の
①病気・ケガによる入院及び手術費用の確保のため。
②葬儀費用を周囲の人間に負担させないため。
③残された家族が生活するのに困らないだけのお金を残すため。
④定年後の生活資金の準備のため。
などということが「目的」に当たります。

2)「目標」:加入する保険の保障がいつまで(何年間、あるは何歳になるまで)

必要なのか(「必要保障期間」の決定)、ということと、

保険会社からご自身やご家族に支払われる金額(保障額)を

いくらにするのか(「必要保障額」の決定)、ということが「目標」にあたります。
具体的には、「必要保障期間」であれば、
①被保険者の一生の期間(死亡するまで)。
②妻が自身の老後の年金を受け取るまで。
などとなります。

また「必要保障額」であれば、
①死後、妻子が生活苦に陥らないために必要な金額

(例えば毎月の生活費として毎月10万円など)。
②自分が死亡した後も、子供が学業を修了するまでに必要とする金額。
などとなります。

極端な言い方をすれば、「目的」と「目標」を明確にしないまま

保険に加入してはいけないのです。
もし「目的」も「目標」も不明確なまま、営業パーソンに勧められるまま

保険に加入したのであれば、

無駄にお金を払っている確率が高いといえます。